rhのブログ

日々思ったことについて、書くかもしれない

見えている地雷を踏みに行く人が多すぎる

 「ストリートファイターV」のAmazonレビューが荒れている。低評価の嵐。

 書かれていることは、いちいちもっともなことばかりである。もっともではあるのだが、どうも釈然としないのは、低評価のレビューが続々と投稿され続けている、という事態についてだ。

 そもそもAmazonにレビューを書くような人は、普段からAmazonを利用している人がほとんどだろう。

 ということは、ストリートファイターVが低評価だということを予め知った上で買っている人がほとんどのはずである。

 わざわざ自分から評価が低いと分かりきっているものを買ってプレイして、同じような低評価の感想をAmazonレビューに書くという心理は、一体どこから来ているのだろうか。プロのドMなのだろうか。

 大体、相手は天下のストリートファイターシリーズである。今後のアップデートで低評価部分が改善される可能性はかなり高い。「ストリートファイタークロス鉄拳」のように残念なまま終わる可能性も無いわけではないが。

 だったらちょっと待ってから買えばいいじゃん。そんなこともわからずにAmazonレビュー書いてるやつってなんなの?

 と、思わないでもない。だからといって質の低いゲームを売ることが許されるわけではないが。

 これは「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」が発売された時にも感じたことだが、どうも世の中には「文句を言いたいがためだけに、みんなが文句を言っているものにわざわざ手を出す」という人が一定数いるように見受けられる。

 やっている本人としては、文句を言うことで意識的に、あるいは無意識的にストレスを発散しているのかもしれないが、どうもストレス発散法としてはあまり健全ではないような気がする。

 あるいは低評価レビューを多く集めることで不満をメーカーに伝えたいのかもしれないが、だったら感情的にならずに淡々と不満点だけを書けばいい。なんだか、面白くないゲームだったらどんな罵詈雑言で非難してもいいと思っている人が結構いるようで、残念なことだ。